戦国のフォレスト・ガンプ、NHK大河ドラマ「江〜姫たちの戦国〜」を楽しみましょう。上野樹里さんという方はなかなかのナイス役者ですし、お姫な感じはよく出ています。今年の大河ドラマは、江の行く先々で戦国時代の様々なイベントが巻き起こります。なんなら織田信長の幽霊だかお告げで難局を乗り越えてくれます。江(上野樹里さん)が、狂言回し(ストーリーの進行役)で戦国時代のあらゆる場面で関連付けて登場させていくのではないかと思います。多分そうでしょう。そこで思い出さずにいられないのが、ハリウッド映画「フォレスト・ガンプ」です。トム・ハンクスが演じる青年はあらゆる時代のあらゆる出来事(戦争など)を経験というか遭遇というかでだらだらと進んで、何がピークで落ちなのか関係ない感じの進行で締めてくれる、名作です。私はあまりよい作品とは思いませんでしたが、当時なかなかヒットしました。で、今回の大河ドラマも、戦国時代の全てのイベントに、お姫様3人をだしたりして、その都度平和を祈念したり、織田信長の死を悔やんだり、の繰り返しで盛り上がりも何もないままラストまで突き進むような気がしてなりません。これはもちろん、いい意味です。大ヒット作品「フォレスト・ガンプ」を意識した作品って考えると決して悪いアプローチではないです。おそらく大河ドラマを将来輸出するコンテンツとして考えているために、ざっくりした歴史を追えるような形式にしているのでしょう。まあだので、上野樹里さんをトム・ハンクスだと思って共通点を探しながら観るという楽しみ方で行くのがベストです。それにしても、子役を使わず3姉妹の幼少時代を大人が演じるのは焦ります。いつもなら子役にも注目が集まるのに。ちょっとありがちシナリオ(海外販売を視野に入れた)・江と羽柴秀吉との対立の激化。・羽柴秀吉の海外進出戦略を悪魔のように描き、それを必至に止めようと画策する江。・徳川家康の勢力拡大に江のアイディアが随所に。・ここ数年中国でブームであると言われている徳川家康を正義の味方として描き、主役のように立ちまわる。→昨年の「龍馬伝」も海外にコンテンツを売ってる時代なので、羽柴秀吉を悪、徳川家康を善とわかりやすく描くのが想像できます。ただ国内の大河ドラマファンを無視してまで海外を意識した作りにして最終的にヒット(数年後のトータルセールス)出来るほど器用なことが出来るとは思わないので、しっかりやってほしい。
サムライジャーナル SAMURAI GO GO : 02:23 | 0011:侍映画・TVドラマ | - | -